米農家に嫁いだ系ブログ。

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【不妊治療】病院を選ぶということ②


何も考えずに一番近かった病院を選んだら、何の進展もないまま半年たち、しかも急に閉院した話は前回しましたが、今回はその続きのお話。

ashley1127.hatenablog.com


今考えると、まだほとんど処置も始まってない状態でした。
内服薬のクロミッド(排卵誘発剤)のみ、毎月5日分処方されてましたが、
いきなりの閉院ともう一件目処をつけていた総合病院は受診日が決まっていてすぐには見てもらえない。
絶望感を抱きながらも、当月の生理が始まってしまったので、次回飲むクロミッドがすぐに欲しいタイミングでした。


なので、すぐに行動したくて、ネットで近隣病院を調べました。
今いた場所から近いところにあるらしい個人病院をみつけて車で向かいましたが、外観からみて、やってない雰囲気…車もないし電気もついてない…
それから隣の市のかなり大きな市立病院に向かいました。
はじめて行ったその病院は、巨大な立体駐車場と平面駐車場がほぼ満車状態。普段からかなり待機時間が長いと聞いていて、時刻はすでに夕方。
家のことも何もせずに出て来てしまっていたので、ひとまず今日は諦めて、一度帰宅して翌朝することにしました。


そして、少し落ち着いて婦人科の病院を調べることに。
そこではじめて、場所だけではなく、何ができるのかとか、口コミの評判も気にして比較しながら病院探しをしました。
すると、最初に行っていた閉院した病院は、評価がかなり悪く、ほとんどに自分が感じていた「説明がほとんどない」「先生が冷たい印象」などが書かれていました。

もちろん、実際の自分の感じかたとネットの書き込みには差がある場合もありますし、病院にしても美容室やレストランにしても、今のご時世は悪い口コミがゼロのところを探すのは無理。
でも今回については、先に調べていたら半年を無駄に過ごすことがなかったんじゃないかと思います。


改めて選んだ病院は、家から車で40分以上かかりますが、
病院内は明るくて清潔、そしてたくさんの患者さんがいました。
前の病院は、半年通って、他の患者さんに会ったのは2回くらい…笑


看護師さんもたくさんいて、テキパキとカルテを処理したり、忙しい雰囲気ですが
愛想がないという口コミを気にしていましたが、私は良い印象でした。


そして、初診で、今まで一度もなかった尿検査、血液検査、内診、そして子宮頸がん検査など、いろいろと対応してもらいました。
これだけで手厚くてびっくり。
今考えたら、内診もなかったあの病院は、本当に婦人科だったのかな…笑

はじめての問診で、病院にきた経緯を先生に説明したところ、
対応の無さと突然の閉院におどろき同情してくださって、
今までの半年を込みで考えて不妊治療に取りかかる旨を説明してもらいました。

そして、もともとあった多嚢胞卵巣についてと、不妊治療のタイミング法の説明をしてもらいました。


その後、タイミング法ではなかなかうまくいかず、
次回からは、排卵促進の注射をして人工受精を試すことに変更。
その後、生理がきてしまい落胆して通院したところ、
先生から、男性側の不妊の可能性を告げられました。
その病院では簡易的にしかわからないので、
改めて泌尿器科で調べてもらってくるようにと。

不妊治療は、夫婦で行うべきなんだなと、改めて知った日でした。
一般的、平均的には、女性が通うって考え方が主流だし、
実際に産婦人科でも、男性に遭遇する機会はほとんどありませんでした。
でも、もし、一番最初から二人で行って一番最初からお互いちゃんと調べていたら、一年近く早く結果にたどり着けたんじゃないかなと考えたりしました。

私の場合の結果論ですが。

もし、これから、不妊治療について調べたい、したいと思っている方がいれば、
私は、夫婦でまず病院にいくという選択肢もあることを
知ってもらえたらいいなと思います。

これは、どちらの「せい」で、ということを明らかにするのではなく、
これからどんな風に進めていくのかの根幹になる部分だと思いました。





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